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白血球(WBC)

白血球は以下の5つの分画に分けられます、その大部分が好中球(桿状核球、分葉核球)であり、白血球増加の多くは好中球及びその幼若細胞の増加であることが多いです。

 

一方、白血球(好中球)減少の原因としては薬剤、重症の細菌性感染症、ウィルス感染症や自己免疫性疾患、放射線照射、再生不良性貧血などがあげられます。

好酸球はアレルギー疾患や寄生虫で増加が見られます。リンパ球、好酸球、単球増加による白血球増加の頻度は比較的低く、好塩基球による白血球増加はまれです。

 

大別して顆粒球とリンパ球に分類できます。顆粒球は感染に対する防御機能を、リンパ球は免疫機能を行います。白血球増加のほとんどは顆粒球の増多で10,000~11,000以上を増加と考えてその原因を調べなくてはなりません。

白血球が増加する疾患は細菌感染症、熱傷、急性白血病、慢性骨髄性白血病などがあります。慢性白血病では著しい白血球の増加が認められます。また、急激な感情の興奮・運動・喫煙(ヘビースモーカー)などでも増加する事があります。

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